北朝鮮からのミサイル発射を監視する役割のセクションの状態を考えるに、昨日までの状況は、ミサイルの準備は順調らしいし、今日の気象条件も悪く無さそうだし、何より北朝鮮自身がまもなく発射すると宣言したこともあって、「はたして今日は発射されるのか」ではなく「今日のいつ発射されるのか」という思考に染まっていたものと思う。
加えて、隣国のミサイル発射の監視など初体験であるから、不慣れな作業の連続であっただろう。さらに、発射とおぼしき信号の検知から発表までは一刻を争うという極めて強いプレッシャーがあったはずだ。
おそらく、発射の信号検知から情報伝達までのフローは、今日までかなりのシミュレーションを行なっているはずである。そうであっても誤報を流したことは、お粗末の一言で納得するよりも、それ程に精度が高く迅速な情報連絡体制を構築することが困難であることの証と考えるべきだと思う。政府側は口が裂けても言えないだろうけれど、あまり深刻な事態に陥らない内に連絡体制の穴が見つけられたことはラッキーだったのではないだろうか。誤報を受けて多くの方が苦労された事には頭が下がります。
近日中に北朝鮮がぶっぱなす事は間違いないだろうから、それまでに誤報を繰り返してしまうとイソップ寓話のオオカミ少年になってしまう。発射の検知もそうだし、落下物が万一にも地上に接近することが予見された場合の判断も極めて難しいだろうが、関係するエキスパートの方々の底力に期待をする。
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